【3棟の収支を公開】戸建て投資は儲からない?まだ元が取れていない私の本音
「戸建て投資って、本当に儲かるの?💦」
「ボロい家を買っても、結局儲からないんじゃない?💦」
これから始めようとしている方は、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。
私は2022年に、222万円の古い戸建てから不動産投資を始めました。
今は戸建て2棟とアパート1棟を持っていて、家賃は満室なら月17万円ほどです。
それでも、正直にお伝えします。
3棟持っている今も、まだ元は取れていません。
この記事では、3棟の収支をすべて公開します。
そのうえで、「儲からない」と感じた瞬間と、今どうやって取り戻しているかをお伝えします。
月17万円も入ってるのに、元が取れてないの?🐸
そうなんだよ。
入ってくるお金と、出ていったお金は別なんだ⛄
戸建て投資は儲からない?私の答えは「すぐには儲からない」
- 戸建て投資は、すぐには儲からない
- 3棟で家賃は満室なら月17万円。それでも、使ったお金はまだ取り戻せていない
- 借りたお金は、今年でやっと2割ほど返し終わるところ
- 「儲からない」原因は、修繕費・貸し出す時期・最初の募集条件だった
家賃は満室で月17万円。それでも「儲かった」とは言えない理由
家賃は、3棟が満室なら毎月17万円ほどです。
今は1室空いているので、月12万円台です。
数字だけ見ると、ちゃんと儲かっているように見えますよね。
でも、ここまでに使ったお金は、それよりずっと大きいです。
1棟目だけでも、物件と修繕と諸費用を合わせて約408万円かかりました。
3棟とも、今は使ったお金を家賃で取り戻している途中です。
だから私は、まだ「儲かった」とは言えません。
借りたお金は、今年でやっと2割
私は、銀行の融資を使っていません。
物件を買うお金は、親から借りました。
毎年決まった額を返す約束をして、借用書を作りました。
借用書は、親と1通ずつ持っています。
借りたお金は、今年でやっと2割ほど返し終わるところです。
返済は、家賃からではありません。
毎月の給料とボーナスから返しています。
えっ、家賃で返してるんじゃないの?🐸
家賃だけで回っているわけじゃないんだ。
本業の収入があるから、続けられているんだよ⛄
3棟の収支を全部公開します
まずは、3棟の数字をすべてお見せします。
物件の値段だけでなく、修繕費や家賃もそのまま出します。
1棟目:222万円の家に、167万円の修繕

- 場 所:香川県高松市/築59年・5DK
- 買った時期:2022年12月
- 売出価格250万円 → 購入価格222万円(▲28万円の指値)
- 修 繕 費:約167万円(そのうち床が116万円)
- 諸費用・税金まで含めた総額:約408万円
- 家 賃:月4.4万円(家賃が入り始めたのは2024年12月ごろ)
1棟目は、買ってから家賃が入るまでに約2年かかりました。
工事が終わったのは翌年の5月ごろで、入居が決まったのはさらに翌年の12月です。笑
2棟目:180万円・修繕0円のオーナーチェンジ
- 場 所:香川県高松市/築42年・4DK
- 買った時期:2024年1月
- 売出価格230万円 → 購入価格180万円(50万円の指値)
- 修 繕 費:0円(買ったときから入居者がいた)
- 家 賃:月3.5万円
2棟目は、最初から入居者がいる「オーナーチェンジ物件」です。
買った月から家賃が入ってきました。
3棟目:980万円・2部屋のアパート
- 場 所:兵庫県神戸市/築18年・1R×2室
- 買った時期:2025年1月
- 購 入 価 格:980万円
- リフォーム費用:10万円(部屋がきれいな状態だったため)
- 家 賃:月10万円(1階45,000円+2階55,000円)
3棟目は、1階に入居者がいる状態で買いました。
空いていた2階も、買ってから1ヶ月たたないうちに入居が決まりました。
3棟をまとめると
| 物件 | 買った値段 | 修繕・リフォーム | 満室時の家賃(月) | 表面利回り |
|---|---|---|---|---|
| 1 棟 目 | 222万円 | 約167万円 | 4.4万円 | 約13.6% |
| 2 棟 目 | 180万円 | 0円 | 3.5万円 | 約23.3% |
| 3 棟 目 | 980万円 | 10万円 | 9万円 | 約10.9% |
| 合 計 | 1,382万円 | 約177万円 | 16.9万円 | — |
※3棟目の2階(55,000円)は、2026年8月に退去がありました。
今は1階と同じ45,000円で募集しています。
(神戸にお住いの方、どなたか入ってください笑)
表面利回りは、年間の家賃を「物件+修繕の費用」で割った数字です。
1棟目なら、52.8万円 ÷ 約389万円 × 100 = 約13.6%です。

3棟を買うまでの流れは、「【実例】不動産投資を小さく始める|最弱大家の家賃月収18万円までの全記録」をご覧ください。
今どこまで取り戻せたのか
表面利回りと、手元に残るお金は違う
表面利回りは、家賃だけで計算した数字です。
実際には、ここから管理会社への手数料や固定資産税、保険料が出ていきます。
- 表面利回り = 年間の家賃 ÷ 物件の値段 × 100(この記事では修繕費も足して計算しています)
- 実質利回り =(年間の家賃 − 年間の経費)÷ 物件の値段 × 100
- 投資の判断には、経費を引いた実質利回りを使う
3棟合わせて、使ったお金の何%を取り戻せたか
2026年9月までに入ってきた家賃を、全部たしてみました。
| 物件 | 月の家賃 | 入っていた期間 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 1 棟 目 | 44,000円 | 2024年12月〜(22ヶ月) | 968,000円 |
| 2 棟 目 | 35,000円 | 2024年1月〜(33ヶ月) | 1,155,000円 |
| 3 棟 目(1階) | 45,000円 | 2025年1月〜(21ヶ月) | 945,000円 |
| 3 棟 目(2階) | 55,000円 | 2025年2月〜2026年7月(18ヶ月) | 990,000円 |
| 合計 | — | — | 約406万円 |
ここから、固定資産税と管理手数料が出ていきます。
満室の年で1年におよそ15万円、これまでの合計で約37万円でした。
火災保険料は分からないので、この計算には入れていません。
入ってきた家賃 約406万円から経費を引くと、手元に残ったのは約370万円です。
3棟で使ったお金は、物件と修繕と税金を合わせて約1,590万円でした。
つまり、今の時点で取り戻せたのは使ったお金の約23%です。
4年近くやってきて、やっと4分の1というのが正直なところです。
元が取れるのはいつ?私の見込み
ここからは見込みの話です。
今の家賃がこのまま続いたら、という前提で計算しています。
取り戻していないお金は、残り約1,220万円です。
※下の表は3棟目の2階、現在空室の部屋です。
| これからの状況 | 1年に残るお金 | 元が取れる時期 |
|---|---|---|
| 2階に次の方が入ったら | 約188万円 | 約6年半後(2033年ごろ) |
| 2階が空いたままなら | 約134万円 | 約9年後(2035年ごろ) |
空室が1つあるだけで、元が取れる時期が3年ちがいます。
これが、戸建て投資でいちばん大きい差だと思っています。
しかもこの計算には、これから出ていく修繕費も、火災保険料も入っていません。
実際には、もう少し先になるはずです。
「儲からない」と感じた5つの瞬間

ここからは、私が「儲からないな…」と感じた瞬間をお話しします。
①修繕費が、思っていたより大きかった
1棟目の修繕は、100万円くらいで収まると思っていました。
実際は、約167万円かかりました。
そのうち116万円は床の工事です。
内見のときは、60万円くらいと見ていた場所でした。
修繕費の内訳は、「【体験談】ボロ戸建て投資はやめとけ?築59年を買った私が分かったこと5選」で詳しく解説しています。
②空室が2年続いた
1棟目は、入居者が決まるまで約2年かかりました。
その間、家賃は0円です。
それでも、固定資産税は毎年かかります。
お金が出ていくだけの期間は、本当に不安でした。
③いつ出ていくか分からない不安と、出口の問題
「いつ退去の連絡が来るか」という不安は、2026年8月に本当になりました。
3棟目の2階の方が退去されて、今は空室です。
この2階は、事業所さんが事務所として借りてくれていました。
そのぶん家賃も高く、1階より1万円高い55,000円でした。
今はアットホームとSUUMOで、1階と同じ45,000円で募集しています。
退去されたら、また空室の期間が始まります。
いつか売るときのこと(出口)も、考えておかないといけません。
不安が本当になっちゃったんだね🐸
だから、修繕に使うお金を別に残しているんだ⛄
④買ったあとに届く不動産取得税
物件を買って少したつと、不動産取得税の通知が届きます。
買うときの諸費用とは別に、あとから払うお金です。
- 1棟目(高松市):42,000円
- 2棟目(高松市):40,000円
- 3棟目(神戸市):72,000円
あとから来るこの金額の大きさは、正直こたえました。
⑤家賃を5万円から4.4万円に下げた
1棟目は、最初は家賃5万円で募集しました。
でも、半年たっても決まりませんでした。
条件を見直して、今は家賃4.4万円で貸しています。
月6,000円、1年で7.2万円の差です。
戸建て投資が儲からなくなる3つの原因
振り返ると、私が「儲からない」と感じた原因は3つでした。
①修繕費を少なく見積もった
私は、修繕費を甘く見ていました。
初めてだったので、そこまで大きくならないと考えていたんです。
修繕費は、自分が思った金額の2倍で見ておく。
②貸し出す時期を考えずに買った
賃貸は、1月〜3月がいちばん動く時期です。
私は12月に買って、工事が終わったのは翌年の5月ごろでした。
いちばん借りる人が多い時期に、貸し出す準備が間に合いませんでした。
③最初の募集条件のまま、半年待った
家賃5万円・敷金礼金2ヶ月の条件で、半年たっても決まりませんでした。
条件を見直してから、ようやく入居が決まりました。
2棟目から変えた2つのこと
①すでに入居者がいる家を選んだ
1棟目の修繕で、もう修繕はこりごりでした。
だから2棟目は、すでに入居者がいる家を選びました。
修繕費は0円で、買った月から家賃が入りました。
②指値で、買う値段を下げた
2棟目は、230万円の家を180万円で買いました。
売主さんが売り急いでいたこともあり、50万円の指値が通りました。
指値の交渉については、「【体験談】ボロ戸建ての指値はどこまで通る?28万円と50万円、2棟でついた差」で詳しく解説しています。
2棟目は最初から家賃が入ったんだね🐸
1棟目の失敗があったから、選び方を変えられたんだよ⛄
今の家賃の使い方
家賃は、別の口座で管理している
家賃は、生活費とは別の口座に入れています。
修繕のために、100万円くらい残している
口座にある程度たまったら、まず修繕のためのお金を確保します。
目安は100万円くらいです。
それ以上たまった分は、新NISAの成長投資枠へ
修繕の分を残したうえで、それ以上たまった分は新NISAの成長投資枠に入れています。
※これは私のやり方の紹介です。
投資をすすめるものではありません。
- 家賃 → 別の口座にためる
- 修繕用に100万円くらい残す
- それ以上たまった分 → 新NISAの成長投資枠
- 親への返済 → 毎月の給料とボーナスから

戸建て投資は儲からない?よくある質問3つ
戸建て投資は、何年で元が取れますか?
物件の値段や修繕費、空室の長さで大きく変わります。
私は2022年に始めて、今も取り戻している途中です。
私の場合は、今の家賃が続けば、あと6年半ほどで元が取れる見込みです。
銀行の融資を使わずに始められますか?
私は、銀行の融資を使っていません。
親からお金を借りて、借用書を作って返しています。
1棟目は222万円だったので、少ない金額から始められました。
空室が続いたら、どうなりますか?
家賃は0円になりますが、固定資産税などは出ていきます。
私の1棟目は、約2年この状態でした。
その間も、親への返済は給料から続けていました。
まとめ|戸建て投資は、焦らずコツコツ取り戻していこう
ここまで、3棟の収支と「儲からない」と感じた瞬間をお話ししました。
- 戸建て投資は、すぐには儲からない
- 3棟で家賃は満室なら月17万円。それでも、まだ元は取れていない
- 儲からない原因は、修繕費・貸し出す時期・最初の募集条件
- 2棟目からは、入居者がいる家を指値で買った
- 家賃は別の口座で管理し、修繕用に100万円くらい残している
戸建て投資は、買ってすぐにお金が増えるものではありません。
それでも、家賃は毎月少しずつ入ってきます。
私も、まだ取り戻している途中です。笑
一緒に、焦らずコツコツ進めていきましょう。
この記事が、みなさまの一助になれば幸いです。








